令和4年度 暁星幼稚園 自己評価・学校関係者評価報告書(概要)
令和4年度 暁星幼稚園 自己評価・学校関係者評価報告書(概要)
令和5年4月13日 幼稚園園長 柿山 隆
1 目標
(1) 本園の教育目標(恒久)
キリスト教の理念に基づく教育を推進し、生命を尊び心豊かで思いやりのある幼児の育成をめざす。このため、2年保育の連続性・継続性を生かし、教育要領の趣旨を踏まえ、「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」に考慮し、年少、年長の重点に即した指導を進める。
(2) 4年度重点的に取り組む目標・計画
日常の保育活動を重視し、幼児の生活習慣の確立を目指すとともに、季節や1年間の推移を計画的に園行事として正確に変化をつけて教育効果を高める。このため、教諭ごとに、自己の受け持ちクラスの特性を踏まえ、年度及び学期ごとの狙い、指導の留意点を確立して計画的な保育を実施した。この際、各クラスの計画については、事前に主事及び園長が確認した。
2 自己評価
(1)自己評価項目及び達成状況
* 達成状況は、(A,B,C,D)を(5,4,3,2)点で換算し、平均点を算出。
評価項目 |
達成状況 |
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園全体 |
①私立幼稚園の教育への理解、本学園創立の理念。②教職員としての保護者との関係。③幼稚園の環境への配慮。④教職員間の関係。⑤保育、保育室の準備。⑥個性・適正を生かした教育。⑦教師としての資質・倫理観 |
最大4.9点 最小4.4点 平均4.7点 |
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担任 |
⑧幼児と教師の望ましい人間関係。⑨学年・学級経営。⑩積極的な活動への支援 |
最大5.0点、最小4.3点 平均4.8点 |
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(2)総合的な自己評価の結果概要
園全体に対する自己評価の点数が高く、また担任教諭としての評価も高いため、各教諭の達成感の現れと評価できると考えます。今後ともこの高い自己実現性を継続できるよう努めます。
(3)今後取り組む課題
しかしながら、これでは逆に次に繋ぐ具体的改善点の案出が難しいとも判断できます。実際、個別所見においては、反省点も記載されています。そこで、目標設定の要領や評価項目、及び採点基準について、検討の必要性を感じています。
3 学校関係者評価
(1)学校関係者評価の実施要領
園の保護者でもある後援会の役員8名に対して、上記と同一項目について評価を頂いた。この際、回答は無記名とし、評価期間は年間を通したものとした。
(2)学校関係者評価の結果概要
全員が全ての項目において5点、すなわち満点でした。この結果から、園の指導方針や教育要領に賛同感が高く、満足感も十分なものと判断することができました。
反面、これでは園の成長のための課題等が明らかにならず、潜在的な要望や明らかにすべき問題点の案出に結びついていない可能性があります。今後は、回答依頼者の範囲、質問項目や回答要領などについての検討の必要性を含め、考えていきたいと思います。